| −取材ボランティアによる主催事業レポート− |
みえアカデミックセミナー2011「途上国の開発と支援について −開発教育の事始め−」
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| ■レポート 興味津津子さん |
| 近畿大学工業高等専門学校・安居信之特任教授による講座、「途上国の開発と支援について−開発教育の事始め−」に参加させていただきました。途上国の状況は今どうなっているのかについて知識を得ようという受動的な姿勢で行ったのですが、入った途端、机がグループ討議形式になっていて戸惑いました。不勉強な自分が来てよかったのだろうかと、いささか不安になりましたが、皆でのワークショップは勉強になりました。 ワークショップでは、「タイ山岳にあるバーン村に以前トレッキングでやってきたアイ子さんが、貧しい小学校の現状をみて寄付を募る看板を立てたのに対し、トレッキングでやってきて看板を目にした自分たちは寄付をするかどうか」という課題が提示されました。皆で、寄付をしない、する、するならいくらするかということを話し合っていく中で、「公的なルートが必要だ」「組織的にやる必要がある」「継続性が必要だ」「これだけでは判断するのに情報が足りない」など、様々な意見が出されました。寄付という行為も単なる善意でやればよいというような単純なものではないのだと知らされました。特に、先生が指摘された、「援助とは薬にも毒にもなる」という言葉は、援助をしていく際によく考えなければならないことであると痛感しました。 アフリカには、人口の35%もの人々が飢えに瀕している国がまだたくさんあり、多くの援助を必要としていますが、今では、各国がバラバラにやるのではなく、援助する側が互いに相談して、各々の得意分野で援助をしていくようになってきているということです。援助される側の真の自立を促していくために自助努力を求めつつ、恐怖と欠乏からの自由という「人間の安全保障」のあり方を模索しながら進めている援助の現状を学ばせていただいた気がします。 |
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